xampp-control.ini アクセス拒否の原因と対策

2021/05/10

xampp

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xampp-control.iniのアクセス拒否メッセージが表示されるは以下のパターン。

XAMPPコントロールパネルからApacheをSTARTする。


 ApacheをSTOPしコントロールパネルの終了(QUIT)をすると「xampp-control.ini アクセスが拒否されました」のエラーメッセージが2つ表示される。





 このエラーはXAMPPを終了するたびに設定ファイル(xampp-control.ini)の内容が更新されていなくてもファイルを更新するのが原因。本来、設定ファイル(iniファイル)はアプリ停止の度に更新されるようなファイルではないため。

 エラーになっている「xampp-control.ini」はアクセス許可が読み取り専用。

同一フォルダに存在する設定ファイル(iniファイル)のアクセス許可を調べるとグループまたはユーザー名にAuthenticated Usersがあり、アクセス許可が読み込み、書き込み、変更になっている。



xampp-control.iniのユーザー名にAuthenticated Users(読み取り、書き込み、変更の許可)も追加すれば、エラーメッセージは表示されなくなる。

Authenticated Usersの追加

xampp-control.ini - プロパティをクリック 



 プロパティ - セキュリティタブ - 編集をクリック。 



編集 - 追加をクリック。 



 追加 - 選択オブジェクト名に「Authenticated Users」を入力してOKをクリック。


 Authenticated Usersのアクセス許可を変更、読み取りと実行、読み取り、書き込みに設定しOKをクリック。



OKをクリックして終了。

確認

XAMPPのコントロールパネルを起動して再度、XAMPPのSTART、STOPを行いQUITしてエラーメッセージ「xampp-control.ini アクセスが拒否されました」が表示されないことを確認する。

最後に

「Authenticated Users」追加前後のxampp-control.iniの内容を比較して確認を行ったが内容は同一だった。しかし、更新日時は更新されていた。


 本来、設定ファイル(iniファイル)はアプリ起動毎に変更されるようなファイルではないので設定の変更が必要なときだけ管理者権限で変更すべきものだと思う。

個人的にはアプリ設計の漏れ(ミス)かなーと思います。知らんけど。 

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